【症例】発症直後の右耳の突発性難聴・耳鳴り・つまり感
■患者さんについて
40代 男性
来院:2020年2月
■来院までの経緯
来院する前の週の月曜日から、右耳にムズムズとした違和感が出始めました。
最初は「そのうち治るだろう」と様子をみていましたが、症状が強くなり、水曜日に耳鼻咽喉科を受診。
突発性難聴と診断され、薬による治療を開始していました。
服薬後、少し回復しているような感覚はあったものの、
ほかにできることも探したいと考え、当院へ来院されました。
■初回に確認したこと
発症のきっかけとして明確に思い当たるものはありませんでした。
仕事では騒音のある環境にいることが多く、重労働や車の運転も多いとのことでした。
身体を確認すると、
- 首の横
- 顎まわり
- 耳の後ろ
などに強い緊張がみられました。
足・腰・手などのツボを使いながら、これらの緊張の変化を確認して施術を終了しました。
■施術後の経過
施術後から症状の感じ方に変化がありました。
その後、耳鼻咽喉科で行われた聴力検査では大きな回復が確認され、
病院からは「完治」と説明を受けたとのことでした。
本人も、日常生活では耳の症状による支障を感じない状態になりました。
■この症例について
この症例は、1回の施術後に大きな変化がみられた、比較的まれな経過です。
ただし、この方は来院時点ですでに耳鼻咽喉科での薬による治療を受けていました。
そのため、
「鍼灸によって聴力が回復した」
「薬と鍼灸の相乗効果だった」
と、この症例だけから判断することはできません。
発症から比較的早い時期であったことも含め、複数の要素が重なっていた症例として掲載しています。
突発性難聴が疑われるような急な聞こえの変化がある場合は、鍼灸より先に耳鼻咽喉科での診察を受けることが大切です。
※この症例は比較的まれな経過であり、同様の結果を保証するものではありません。
主に使用したツボ
申脈(R)、玉竭(R)、膀胱兪(R)、後谿(R)、僕参(R)
■同じ症状でも、経過は一人ひとり異なります
症例とまったく同じ経過でなくても構いません。
「病院で治療を続けているけれど、変化が頭打ちになっている」
「耳鳴りや耳のつまりが残っていて、このままなのか不安」
「発症から時間が経っているけれど、ほかにできることを探している」
という段階でもご相談いただけます。
初回は、これまでの経過や耳鼻咽喉科での治療内容も伺いながら、今の状態を確認していきます。










