【症例】発症から1ヶ月経った右耳の難聴と閉塞感
今回の方は、右耳の難聴と閉塞感で来院されました。
発症からおよそ1ヶ月が経っており、耳の症状に加えて「食欲が出ない」「眠りが浅い」といった全身の不調も見られました。
カウンセリングの中で、ほとんど寝返りを打っていないことも分かり、体のこわばりが耳の状態に影響していると考えました。
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施術経過
初回から2回目の施術で、耳の閉塞感はほぼ感じない程度に。
3回目以降は「高音が響くように感じる」とのことでしたが、全体的には回復傾向でした。
4回目の聴力検査では、低音の聞き取りがやや弱い結果。
その後、5回目の施術前日にめまいが出ましたが、6回目には落ち着きました。
7〜8回目になると、聴力も少しずつ回復し、9回目では「調子がいい」との言葉。
10回目の来院時には、病院での治療も完了し、当院での施術も一区切りとなりました。
使用した主なツボは、
養老・肩参・中渚・合谷・開魄。
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施術を終えて
耳の症状は、体の緊張や睡眠の質と深く関係しています。
この方も、体のこわばりが取れていくにつれて耳の違和感が減り、眠りの質も少しずつ良くなっていきました。
発症から早めに施術を始められたことも、回復につながった大きな要因です。
耳の不調は放っておくと回復に時間がかかることが多いため、「おかしいな」と思った時点で整えることが大切です。
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最後に
耳の症状は、音そのものだけでなく「生活の中の静けさ」や「心の落ち着き」とも関係しています。
焦らず、自分のペースで体を整えていくことで、少しずつ本来のバランスが戻っていきます。
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