【症例】右耳の低音障害型感音難聴と強い閉塞感
■来院までの経緯
発症から1ヶ月も経たない時期に来院されました。
右耳には、
- 強い閉塞感
- 低音域の聴力低下
があり、病院の検査では低音域に30〜40dB程度の低下がみられていました。
耳の詰まり感は本人の感覚で10段階中10。
会話も聞き取りにくく、
- 波の音
- 車の走行音
などが響いてつらい状態でした。
■初回に確認したこと
身体を確認すると、耳の周辺だけでなく、腰やお腹にも強い緊張がみられました。
耳の症状だけに限定せず、身体全体の状態を確認しながら施術を行いました。
■施術の経過
2回目
閉塞感は、本人の感覚で10から7程度になりました。
3回目
閉塞感はわずかに残る程度になりました。
この時点では、聴力検査にはまだ変化がありませんでした。
4〜5回目
本人が感じる閉塞感はなくなりました。
日常生活では耳の症状をほとんど気にしなくなりました。
一方、聴力検査では低音域がまだ少し戻りきっていない状態でした。
この時点で耳鼻咽喉科での治療が終了し、当院での施術もいったん終了しました。
■変わったこと・残ったこと
本人が感じていた強い閉塞感は、施術を重ねる中で10→7→わずか→感じない状態へと変化しました。
日常生活でも、耳の症状を気にすることはほとんどなくなりました。
一方で、施術終了時点の聴力検査では、低音域が完全に元の状態まで戻っていたわけではありませんでした。
■この症例について
身体を確認した際には腰やお腹にも強い緊張がみられたため、それらも含めて施術を行いました。
ただし、
「腰やお腹のこわばりが難聴の原因だった」
「腰やお腹を整えたことで耳が回復した」
と、この症例だけから判断することはできません。
この症例で特徴的なのは、
「本人が感じる耳の閉塞感」と
「聴力検査の結果」
が必ずしも同じタイミングで変化したわけではないことです。
症状の感じ方と検査結果の両方を確認しながら経過をみた一例として掲載しています。
※症例は施術結果を保証するものではありません。
症状や経過には個人差があります。
主に使用したツボ
合谷(ごうこく)・申脈(しんみゃく)・陰谷(いんこく)
■同じ症状でも、経過は一人ひとり異なります
症例とまったく同じ経過でなくても構いません。
「病院で治療を続けているけれど、変化が頭打ちになっている」
「耳鳴りや耳のつまりが残っていて、このままなのか不安」
「発症から時間が経っているけれど、ほかにできることを探している」
という段階でもご相談いただけます。
初回は、これまでの経過や耳鼻咽喉科での治療内容も伺いながら、今の状態を確認していきます。










