【症例】数年続く耳鳴り|仕事や睡眠に影響していた症例
■患者さんについて
60代 男性
来院:2020年11月
■来院までの経緯
耳鳴りが数年続いており、仕事に集中できないことや、夜に耳鳴りがうるさく眠れないことに困っていました。
耳鳴りの強さには日による波があり、1日の中でも大きさが変わることがありました。
若いころから趣味で運動を続けており、ご本人は「体を酷使している」と感じていました。運動を強くやりすぎた頃に耳鳴りが出始めたと話され、少しでも変化がないかと来院されました。
■初回に確認したこと
首の筋肉(胸鎖乳突筋)や頚骨付近に強い緊張がみられました。首や顎まわりを含め、身体の状態も確認しながら施術を行いました。
■最初の1〜4回
週1回程度のペースで施術を続けました。少しずつ眠れる日が増え、耳の調子が良いと感じる日も出てきました。
3回目頃には、週3〜4日は耳の調子が良いと話されました。
4回目終了時には「思ったよりも調子が良い」とのことで、施術をいったん終了しました。症状が気になる場合には再来いただくようお伝えしました。
■3ヶ月後の再来〜9回目
約3ヶ月後に耳鳴りが再び強くなり、再来されました。
身体を確認すると、顎関節付近の緊張が目立っていました。運動後に耳鳴りが強くなることもあり、ふくらはぎにも強い反応がみられたため、これらの状態も確認しながら施術を行いました。
再来後も週1回程度で施術を続けました。以下の回数は、再来後の施術回数です。
7回目前後
週3〜4日は耳の調子が良いと話されました。
8回目
耳鳴りを感じない日もありました。
9回目
状態は安定していました。耳鳴りが常になくなったわけではありませんが、仕事や睡眠に支障を感じない程度になり、ご本人は「これなら安心して過ごせる」と話されました。
■この症例について
この症例では、最初の4回で状態が良くなっていったん施術を終了したあと、約3ヶ月後に症状が再び強くなりました。再来後にも、耳の調子が良い日や耳鳴りを感じない日がみられました。
ここで紹介しているのは、ご本人が感じた耳鳴りや睡眠、日常生活の変化です。聴力検査の結果を示したものではありません。
数年続いていたことや症状に波があったことだけから、回復の見通しを判断することはできません。また、首や顎の緊張と耳鳴りの変化との因果関係も、この経過だけでは断定できません。
※症例は施術結果を保証するものではありません。
症状や経過には個人差があります。
主に使用したツボ
合谷、外谷、曲泉、陽輔
■同じ症状でも、経過は一人ひとり異なります
症例とまったく同じ経過でなくても構いません。
「病院で治療を続けているけれど、変化が頭打ちになっている」
「耳鳴りや耳のつまりが残っていて、このままなのか不安」
「発症から時間が経っているけれど、ほかにできることを探している」
という段階でもご相談いただけます。
初回は、これまでの経過や耳鼻咽喉科での治療内容も伺いながら、今の状態を確認していきます。










