2025-10-04
あごの緊張と耳鳴り ― 食いしばりがもたらす影響
耳鳴りの背景には、実は「あごの緊張」が関わっている場合があります。
あご周りの筋肉は耳のすぐ近くにあり、血管や神経も集中しています。そのため、強いこわばりが続くと血流や神経の働きに影響し、耳鳴りや聞こえの不調につながることがあるのです。
特にこんな方は要注意です:
•無意識に歯を食いしばってしまう
•あごが疲れやすい、だるさを感じる
•起床時にあごや首まわりが重たい
こうした緊張は、日々のストレスや姿勢のくせから積み重なり、耳の不調を悪化させる要因になりえます。
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鍼灸でできること
鍼灸では、あごや首まわりのこわばりをやさしくゆるめることができます。
さらに、耳だけをみるのではなく、背中や腰、手足のツボを組み合わせることで、自律神経や全身の血流を整え、耳にかかる負担を軽減していきます。
特に食いしばりが強い方は、「耳とあごをつなぐ全身の関係」を意識して整えることが改善への近道になります。
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まとめ
耳鳴りが続いている方の中には、あごの緊張が大きく影響しているケースがあります。
「耳の音だから耳だけを治療する」という視点ではなく、首・肩・あご・背中などを含めて全体をゆるめることが大切です。
hitohariでは、あごや首のこわばりにやさしくアプローチしながら全身を整え、耳鳴りの改善を目指しています。
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