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2019-04-24

肩こりの原因

肩こりは肩に原因があるのか?

肩こりは肩周辺がつらいこり感を感じることが多いので原因が肩周りにあると思われてしまいます。

でも肩を中心にマッサージをしてもらっても、その場は気持ちいいだけで元に戻ってしまうことがほとんどだと思います。

それは肩こりの原因が肩にないからです。

ではどこに原因があるのか?

ざっくりいうと全身です。

全身のわずかな筋肉の過緊張が首〜背中につらい症状を出しています。

この原因が複数が絡み合うことで頑固な肩こりが完成していくのです。

辛いところだけを柔らかくしてもなかなか良くならないのは原因は肩では’ないからです。

原因になる部位はどこか?

ざっくりと原因は全身と言いましたが特に体のどこが原因になるのか?というのが気になると思います。

「腕」

「背中」

「腰」

「お尻」

「太ももの裏」

「ふくらはぎ」

「足首」

「内蔵」

と本当に全身に肩こりに関係する箇所があるのです。

肩に出ている辛い症状はあくまでも「現象」で、「原因」は他の部位にあるのです。

なぜ他の部位が原因になるのか?

人の体はいろんなところで筋肉同士で引っ張り合いをしています。

筋肉同士でちょうどいいところで調整しているのです。

この引っ張り合う同士のどちらか一方が強くなりすぎることが筋肉の緊張なのです。

引っ張っている方を「A」、引っ張られている方を「B」としましょう。

「A」に緊張が生まれると「B」が緊張に引っ張られないように耐えなければいけません。

この「B」が耐えている状態が肩こりの症状として出ている辛い症状になります。

なので引っ張られて耐えている「B」を揉むのはお門違いなのです。

頑張って耐えているのに「まーまー緊張しないで休んで」と言われてもありがた迷惑というものなのです。

本当に緩めなければいけない所は、緊張している「A」の方です。

この緊張している「A」緩めた瞬間に「B」はふわっと緩くなります。

ここで初めて「B」はゆっくり休めるわけなのです。

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竹内敦

愛知県知多市の鍼灸院&ヨガhitohariのはり師・きゅう師。趣味は落語を聞くこと。モットーは「好きなことしかやらない!」。

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