2025-10-03
突発性難聴とあごの関係
突然の耳の聞こえにくさに悩んでいる方の中には、実は「あご(顎関節まわり)の緊張」が関わっているケースがあります。
あごのまわりには耳のすぐ近くを通る神経や血管があり、強い噛みしめや食いしばり、歯ぎしりによって筋肉がこわばると、耳に届く感覚や血流のバランスに影響を与えてしまうことがあります。
よくある背景
•朝起きたときにあごがだるい
•気づかないうちに歯を食いしばっている
•顎関節症や噛み合わせの不調を抱えている
こうした状態が続くと、耳の血流や神経の働きに微妙な負担をかけ、それが突発性難聴や耳の違和感の一因になることも考えられます。
鍼灸でできること
鍼灸では、あごまわりの筋肉に直接アプローチするだけでなく、首や肩、さらには背中や腰のツボを使って全身の緊張を和らげていきます。体全体のバランスを整えることで、耳への負担を少しずつ軽くしていくことを目指します。
まとめ
「耳の不調なのに、あごが関係あるの?」と思うかもしれませんが、体はつながっています。あごの緊張をゆるめていくことで、耳の症状が和らぐ可能性があります。もし食いしばりや顎の違和感を感じている方は、耳と合わせて一度見直してみても良いかもしれません。
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