【症例】肩を上げると痛み、投球時に肘の違和感があった症例
■患者さんについて
40代男性
来院:2019年8月
■来院までの経緯
肩をとっさに上げたときに痛みが出ていました。野球ではピッチャーをしていましたが、投球時に肘の違和感があり、本気で投げられないとのことでした。
ご本人は、かばって投げることで腕や肩に余計な負担をかけているように感じていました。仕事ではパソコン作業で、一日中座っているとのことでした。
■初回に確認したこと
腕を横に上げると、約100度の位置で痛みが出ました。腕を内側・外側に回す動作でも、肩の後面に痛みがありました。
肩全体に強い張り感があり、肩甲骨の外縁や下肢の後面にも強い緊張がみられました。足首・背中・太ももの裏・首・ふくらはぎなどの状態を確認しながら施術しました。
施術中には腕を横に上げる動作がしやすくなりました。内側・外側に回す動作では、当初は痛みの変化が小さかったものの、可動域に変化がみられました。その後も動作を確認し、肩の動かせる範囲に変化がみられたところで初回を終了しました。
■2回目
前回後にキャッチボールをすると、以前の投げる感覚とは違い、痛みが減っていたと話されました。一方、この日は三角筋の中央部に痛みが残っていました。
背中や肩の状態を確認しながら施術しました。施術後には痛みが減り、だいぶ状態が良いとのことだったため、しばらく様子を見る形で終了しました。
■変わったこと・残ったこと
初回には肩の動かしやすさと可動域に変化がみられ、2回目にはキャッチボールでの痛みが減ったとの報告がありました。ただ、2回目の施術前には三角筋中央部の痛みが残っていました。肘の違和感が最終的にどの程度残ったかは、元の記録には記載されていません。
■この症例について
肩の動作時の痛みと投球時の肘の違和感について、動きと身体の緊張を確認しながら経過をみた症例です。かばって投げることによる負担はご本人の感覚として記録していますが、痛みの原因と断定するものではありません。
主に使用したツボ
申脈(R)、T6(2.5)R、殷門(R)、築賓(R)、飛陽(R)、T4(1.5)R、曲池(R)
※症例は施術結果を保証するものではありません。
症状や経過には個人差があります。
■同じ症状でも、経過は一人ひとり異なります
症例とまったく同じ経過でなくても構いません。
「肩や首のこりが続いている」
「一度楽になっても、また戻ってしまう」
「肩だけでなく、首や背中、腰、腕なども気になる」
という場合もご相談いただけます。
初回は、どのような動作や場面でつらさを感じるのかを伺いながら、痛い場所だけでなく身体全体の状態も確認していきます。




