【症例】朝起きたときに強い耳の閉塞感|低音型感音性難聴
■患者さんについて
30代 女性
来院頻度:週1回程度
■来院までの経緯
来院の約2週間前、朝起きたときに突然耳が聞こえづらいことに気づきました。閉塞感があり、人の声などが聞き取りづらい状態でした。
すぐに耳鼻咽喉科を受診し、低音型感音性難聴と診断され、投薬治療を開始していました。
投薬によって難聴と閉塞感はともに改善傾向にありましたが、症状が少し残っていたため来院されました。
■初回に確認したこと
食いしばりや歯ぎしり、喉の違和感があること、右を下にして寝ると楽に感じることを話されました。
身体を確認すると、喉まわり、首の筋肉(胸鎖乳突筋)、側頸部、耳の後ろなどに強い緊張がみられました。
足や腕のツボを使い、これらの状態も確認しながら施術を行いました。
■施術の経過
初回
施術直後には、耳そのものの変化は分からないとのことでした。一方、喉の違和感が軽くなり、身体の緊張にも変化がみられました。
2回目
前回後から徐々に閉塞感が減り、来院時にはほぼ感じない状態だったと話されました。喉の違和感もわずかに残る程度でした。
今回も足や腕のツボを使って施術を行いました。施術後には喉の違和感がなくなり、耳の症状もほとんど気にならないとのことでした。
その後
しばらく経ってからも「耳の症状は気にならない」との報告がありました。
■この症例について
この方は、来院前から耳鼻咽喉科で投薬治療を受けており、難聴と閉塞感はすでに改善傾向にありました。来院後に感じられた変化を、鍼灸だけによるものと断定することはできません。
初回直後には耳の変化が分からなかった一方、2回目の来院時には閉塞感をほぼ感じない状態でした。ここでは本人の自覚症状の経過を記載しており、施術後の聴力検査の変化を示したものではありません。
喉や首などの緊張も確認しましたが、これらが耳の症状の原因だったとは判断できません。また、発症から来院までの期間だけで、この経過を説明することもできません。
※症例は施術結果を保証するものではありません。
症状や経過には個人差があります。
主に使用したツボ
玉陽(R)、開魄(R)、手三里(R)、陰陵泉(R)
■同じ症状でも、経過は一人ひとり異なります
症例とまったく同じ経過でなくても構いません。
「病院で治療を続けているけれど、変化が頭打ちになっている」
「耳鳴りや耳のつまりが残っていて、このままなのか不安」
「発症から時間が経っているけれど、ほかにできることを探している」
という段階でもご相談いただけます。
初回は、これまでの経過や耳鼻咽喉科での治療内容も伺いながら、今の状態を確認していきます。










