突発性難聴は冷えとも関わりがある
寒い季節になると、手足の冷えを感じる人は少なくありません。
でも実は、その「冷え」が耳の症状にまで影響していることをご存じでしょうか。
突発性難聴の患者さんの中には、「寒くなってから急に耳が聞こえにくくなった」と話される方がいます。体の末端が冷えて血の巡りが悪くなると、耳の奥にある繊細な神経や血管にも影響が出やすくなるのです。耳は小さな器官ですが、その働きには豊かな血流と温かさが欠かせません。
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冷えが耳に与える影響
冷えによって体がこわばると、肩や首まわりの筋肉も固くなります。
首の緊張は耳の血流を妨げ、自律神経のバランスも乱しやすくなります。
その結果、耳鳴りや聴力の低下が起きやすくなってしまうのです。
「ただの冷え」と軽く考えてはいけません。
それは、耳にとって大きなストレスになる要因のひとつなのです。
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鍼灸でできること
鍼灸では、この「冷え」に対して直接アプローチができます。
例えば足首やふくらはぎ、手首などのツボを温めたり、鍼で刺激することで、全身の血流を巡らせていきます。すると耳の奥にまで温かさが届きやすくなり、耳の環境が整っていきます。
さらに、首や肩の緊張をやわらげることで、自律神経が落ち着き、耳への負担が軽減されます。
「耳そのものを治す」のではなく、耳を取り巻く全身の環境を改善する。
それが鍼灸の大きな強みです。
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諦めずに、一歩踏み出してほしい
突発性難聴は「冷え」と深く結びついている。
その事実を知るだけでも、自分の体を見直すきっかけになるはずです。
耳の不調を抱えたまま、不安をひとりで背負い込まないでください。
はり・きゅう hitohari では、体の冷えや緊張をやわらげ、耳が本来持つ力を取り戻すお手伝いをしています。
少しでも「自分の耳にまだ可能性があるかもしれない」と思ったら、まずはご相談ください。
一緒に耳の声を聴きながら、改善の道を探していきましょう。
💡さらに詳しく知りたい方は、突発性難聴に関するコラム一覧 をご覧ください。
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