【症例】鎮痛薬が必要な生理痛と、生理周期の乱れがあった症例
■患者さんについて
30代女性
来院:2019年7月
■来院時の状態
生理初日に腹痛と腰痛が強くなり、毎回鎮痛薬が必要でした。1日中痛みが強く、仕事に支障があり、夜も痛みで目が覚める状態でした。
2〜3年前から生理周期が不安定になっていました。毎回の強い痛みを少しでも軽くしたいと来院されました。もともと内臓の不調を感じているとの話もありました。
初回に身体を確認すると、腹部に冷えと全体的な張りがあり、背中や腰にも硬さがみられました。手足や臀部などの状態も確認しながら施術しました。
■2〜3回目
施術後はよく眠れたとの話がありました。ただし、施術から3日後に生理が来た際には、痛みは強いままでした。
2回目以降も腹部、背中、腰などの状態を確認しながら施術を続けました。睡眠についての報告と、生理痛が強く残っていたことは、それぞれの経過として記録しています。
■4〜5回目
4回目
4回目の施術前にあった生理では、以前より痛みが減っていたとの話がありました。一方、生理周期はまだ安定していませんでした。
5回目
多少の生理痛はあったものの、以前より軽くなっているとのことでした。夜の痛みは残っていましたが、日中に仕事をしているときは以前より楽に感じていました。
■その後
元記事では、その後も月1回程度の施術を継続していると記録されています。その経過の中で、生理痛は以前よりかなり軽くなり、生理周期も安定しているとの記載があります。
■変わったこと・残ったこと
初期には睡眠の変化があっても生理痛は強いままでした。4回目には痛みが以前より軽くなった一方、周期の不安定さは残っていました。5回目にも夜の痛みが残っており、日中の仕事は以前より楽との話がありました。
継続した経過の中では痛みの程度と周期にも変化が記録されていますが、痛みが完全になくなった、施術を終了したという記録ではありません。その後の鎮痛薬の使用状況も元記事には記録されていません。
■この症例について
生理痛の程度、睡眠や仕事への支障、生理周期の変化を時期ごとに掲載しています。腹部の冷えや張り、背中・腰の硬さは身体所見です。症状や周期の変化を、鍼施術だけによるものと判断することはできません。
主に使用したツボ
外丘、三陰交、胞こう、曲泉、大臀、巨骨
※症例は施術結果を保証するものではありません。
症状や経過には個人差があります。
■同じ症状でも、経過は一人ひとり異なります
症例とまったく同じ経過でなくても構いません。
「生理のたびに痛みが強い」
「生理前になると身体や気分の変化が気になる」
「生理に伴う腰痛やお腹の張りがつらい」
という場合もご相談いただけます。
初回は、生理周期のどの時期にどのような症状が出るのか、服薬やこれまでの経過なども伺いながら、お腹や腰だけでなく身体全体の状態を確認していきます。




