【症例】重い物を持ち上げたときに起こったぎっくり腰
■患者さんについて
40代女性。来院:2020年5月。
■来院までの経緯
来院する前の週の土曜日、家を片付けていて、床にある重い物を片手で持ち上げようとした際に腰を痛めました。しばらくは身動きが取れないほどの痛みがありました。
カイロプラクティックに約3回通い、少しずつ楽にはなっていましたが、痛みが残っていたため、鍼施術を思い出して来院されました。
■初回に確認したこと
左腰から臀部にかけて痛みがあり、動作を確認すると、どの動きでも痛みが出ていました。朝の洗顔時の姿勢もつらい状態でした。
肩甲骨周辺やふくらはぎなどの状態も確認しながら施術しました。施術中には前屈や身体をひねる動作が来院時より楽になり、「来たときよりも楽に動ける」とのことで初回を終了しました。
■2〜3回目
2回目には痛みが減り、以前より動けるようになっていました。仕事では前かがみになることが多いものの、なんとか作業できたと話されました。一方、左臀部の痛みは残っていました。
背中の状態も確認しながら施術する中で、臀部の痛みが軽くなりました。太ももの裏にも違和感がありましたが、施術中にその感じ方にも変化がみられました。
3回目には、朝の洗顔姿勢でまだ痛みが出るものの、最初ほどではないと話されました。このときは生理が始まっており、ぎっくり腰の痛みとは違う腰の重さも感じていました。
腰の動作と、腹部や仙骨周辺の状態も確認しながら施術しました。終了時には腰の重だるさも気にならなくなり、腰も良くなったとの話があり、この回でいったん終了しました。
■変わったこと・残ったこと
前屈やひねる動作、仕事中の動きには変化がみられました。2回目には左臀部の痛み、3回目の来院時には洗顔姿勢での痛みが残っていました。生理時の腰の重さも別の症状として確認しました。
■この症例について
3回の施術の中で、動作ごとの痛みや、その時々に残っていた症状を確認した症例です。記録されている経過は3回目でいったん終了したところまでです。生理時の腰の重さとぎっくり腰の原因を結びつけたり、身体の所見から因果関係を断定したりするものではありません。
主に使用したツボ
ふくら2(L)、殷門(L)、飛揚(L)、T4(1.5)(L)、T3(1.5)(L)、足五里、T4(2)L、T3(2)R
※症例は施術結果を保証するものではありません。
症状や経過には個人差があります。
■同じ症状でも、経過は一人ひとり異なります
症例とまったく同じ経過でなくても構いません。
「腰痛が続いている」
「前かがみや立ち上がりなど、特定の動作で痛む」
「一度楽になっても、また腰痛を繰り返している」
という場合もご相談いただけます。
初回は、どのような動作や場面で痛みが出るのかを確認しながら、腰だけでなく身体全体の状態もみていきます。




